『君の名は。』級の作品の登場なるか!?…2017年夏休みシーズン公開のアニメ映画興行を予測!!

2017年5月15日

ネジムラ89

大穴？ダークホース？こんな企画も今夏はあり！

定番作品だけでなく今年はこんな作品も上映予定に組み込まれています。

ここでは、これから追い上げを魅せてくれる可能性大の“ダークホース”的な作品を3つピックアップ！　それをご紹介。

◆『メアリと魔女の花』

かつての夏の定番であったジブリ映画の血統を引くスタジオポノックの長編映画第一作が『メアリと魔女の花』です。

監督は『借りぐらしのアリエッティ』や『思い出のマーニー』で有名な米林宏昌監督。

ジブリの長編部門が解体されて「どうしましょう……」って状態だったところで、一念発起でスタジオを立ち上げ、『メアリと魔女の花』を公開しますよ！　って告知のタイミングで宮崎駿監督が長編をまたやろうとしているなんて報道が流れたりと、なんだか災難なスタジオポノック。

ジブリのパクリなんて思わずにぜひ応援してあげて下さい。

『メアリと魔女の花』がジブリルックなのはしょうがない？-ジブリっぽいそのワケ

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2017年7月8日上映スタートされるアニメ映画『メアリと魔女の花』のビジュアルは、ジブリっぽく、ジブリの新作と勘違いされることもしばしば。ではなぜ、本映画はここまでジブリっぽいのか？...

◆『打ち上げ花火、下から観るか？横から観るか？』

以前、

『君の名は。』に学ぶロングラン上映に結びつける秘訣 …夏休み映画は実は8月末に上映することが鍵!?

の記事でも紹介したのが『打ち上げ花火、下から観るか？横から観るか？』です。

『リップヴァンウィンクルの花嫁』などの岩井俊二さんのドラマを基に、実写版『バクマン。』、『モテキ』の大根仁監督が脚本を書き、『劇場版魔法少女まどか☆マギカ』や『物語』シリーズの新房昭之さんが監督。

さらにキャスト陣には菅田将暉さんや広瀬すずさんなど旬の俳優陣が揃っており、かなり攻めの姿勢が感じられます。

このポテンシャルでどれだけのヒットに結び付けるか、ある意味今夏の要注目作品です！

【典道はどこへ行ったのか？】『打ち上げ花火、下から見るか？横から見るか？』のラストシーンの意味は？

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目指すは第二の『君の名は。』か!?-『打ち上げ花火、下から見るか？横から見るか？』が期待度爆上げなワケ

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◆『フェリシーと夢のトウシューズ』

マニアックなところで洋画アニメでは『フェリシーと夢のトウシューズ』というん作品も控えています。

本作はフランスとカナダの合作映画。

家族のいないフェリシーがバレエの舞台に立つために、訓練に励みライバルと競い合うなかなかの熱血物語です。

男だしバレエにも興味ない私ですが、海外で本作を観て、かなり魅了されてしまったほどの一作。

かなりオススメしておきます。

忘れないであの映画この映画

こういった夏休みアニメ映画紹介で避けられがちな作品として、『アンパンマン』映画も忘れないでおきたいところ。

今年はやなせたかし先生の絵本『やさしいライオン』をフィーチャーした、『それいけ！アンパンマンブルブルの宝探し大冒険！』が上映予定です。

向けとして夏休みシーズン前半をカバーするアンパンマンに対し、今年は、8月末の夏休みシーズン後半に『ふうせんいぬティニ―』と『くまのがっこう』の同時上映も控えております。

一方、『ソング・オブ・ザ・シー海のうた』のカートゥーン・サル―ンが送る『ブレンダンとケルズの秘密』（原題：The Secret of Kells）も見逃し注意です！

世界的に評価を受けるトム・ムーア監督のデビュー作。

日本では大規模な上映ではないようですが、海外の絵本の様な、可愛くて鮮やかなイラストがぐりぐり動く様に期待せざるを得ない一作です。

本記事では、アニメに限っての紹介でしたが、もちろん今夏は実写作品も大作が控えています。

『トランスフォーマー』や『パイレーツオブカリビアン』、『スパイダーマン』などの人気作や、漫画を原作とする『銀魂』に『東京喰種-東京グール‐』……さらには、『ジョジョの奇妙な冒険』等の実写化も必見です！

ですが、あえてアニメ好きとして抑えておきたい実写作品は、『心が叫びたがってるんだ。』。本作も今年の夏に公開を控えています。

大作揃いの夏休み興行に思いっきりぶつかっていく形になってしまいますが、本作のファンとしては健闘して欲しいです。

　――今夏も気になる作品が多い!!

さすがにこれ全部を観るのは大変なのですが、全て気になるだけあって頑張ってすべてに足を運びたいところ。

皆さんもぜひ本記事を参考に、「これは絶対に観ておこう!!」という、超大作の匂いのする作品を見つけ、実際に劇場に足を運んでいただければ嬉しいです。

（Edit&Text/ネジムラ89）

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