穂村すず子のルリグとして、彼女をサポートし、幾多のバトルを勝利へと導いてきたリル。
凛々しいイメージを与えてくれるリルですが、前回紹介したすず子同様、ルックスはモチロン、内面もとても魅力的な女の子(ルリグ)です。
今回は、リルの魅力的な部分をご紹介。劇中での彼女の活躍を思い出し、さらなる魅力を発見してみてください!
すず子を導き支える頼れるパートナー
リルはすず子のルリグとして、ともにセレクターバトルを戦います。
すず子はバトルが不慣れなうえに引っ込み思案な女の子でしたので、リルが助言し導く、すず子を応援し奮い立たせたりする場面が物語序盤、頻繁に見られました。
例えば第1話にて、初心者狩りを常套とするセレクター墨田とのバトルになった際、すず子は墨田の恫喝で思わず最初のターンで何もしないままターンエンドしてしまい、自分のターンが回ってきた墨田のルリグに無防備な状態で攻撃されてしまいます。
そこでリルは自分をグロウ(進化)させたのち、攻撃と防御のバランスを考えた上でシグニ(ルリグをサポートする存在)をコールし陣形を整えるよう助言します。
その結果、すず子は反撃に転じることができました。
しかし、墨田はさらなる猛攻を仕掛け、それによりすず子は勝てないと思ってしまいます。そんな時、リルはすず子を応援し、すず子を奮い立たせます。さらに彼女は、すず子に必殺技の使用を進言。すず子はそれに従い必殺技を使用しそれにより墨田に勝利します。すず子に助言を与え導き、励ますことで彼女を奮い立たせる。そんなリルをかっこいいキャラだと筆者は感じると同時に、自分もリルに応援されたいとも思いました。
可愛い女の子に応援されるシチュエーションは憧れであり、燃えると同時に萌えますよね。
意外に不器用?
そんな勇ましいリルですが、不器用な面も持っています。
第1話にてリルは、すず子にセレクターバトルに積極的になってもらうために、セレクターバトルのルールを説明します。
それは、90日間セレクター同士で自分の記憶で形成されたコインを賭けてカードバトルを行い、5枚集めることで勝者として記憶に関する願いを叶える権利を得られるが、コインが0枚となった場合敗退となり、ルリグの意志とは関係なしにルリグに体を乗っ取られてしまうという過酷なものでした。
リルはそのことをオブラートに包まず、正直に伝えてしまったため、ルールの過酷さにすず子は怯えてしまい逆効果でした。
凛々しくて頼りになる女の子が実は不器用な面を持っているというギャップってグッときますよね!
不器用だけど優しい良い子
不器用な面もあるリルですが、根はとても優しい良い子です。
リルの優しさが現れている代表的なシーンは第6話の後半で出てきます。
すず子は、幼稚園から小学校低学年の間、一緒に楽しい日々を過ごした親友・森川千夏と再会します。しかし、千夏はセレクターに選ばれたうえに、不幸の連続による絶望と連敗からの焦りにより、強さをひたすらに求める性格に豹変していました。
すず子は変わり果てた千夏に絶縁を言い渡され、大きなショックを受けます。
そんなすず子を見たリルは、第6話の後半ですず子を元気づけるため、千夏との楽しい記憶をすず子に見せます。それによりすず子は立ち上がることが出来ました。
そんなリルの優しさに、筆者は感動せずにはいられませんでした!
――リルは不器用なところもありますが、優しくて良い子で、すず子を導き支える頼れるパートナーです。
読者の中にもリルのように誰かを支える存在になりたいと思った人や、リルに応援されたいと思った人も多いかと思います。
果たして、リルとすず子は無事勝者になることができるのでしょうか!?
(Text/蒼井大地 Edit/水野高輝)
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