2018年2月8日、私の大好きで大好きでたまらない映画の続編の日本公開が発表されました。
その名も『シュガー・ラッシュ:オンライン』!!
そうです、ディズニー映画『シュガー・ラッシュ』の続編です。
今回はそんな『シュガー・ラッシュ』についてのお話。
『シュガー・ラッシュ』とはどんな映画か
『シュガー・ラッシュ』といえば、2013年に日本上映を果たしたディズニーのアニメーション映画です。
舞台はゲームの中の世界。
ゲームの悪役キャラクターだったラルフが、その役目に嫌気が差して、他のゲームの世界へ侵入していってしまうという物語です。
オリジナルキャラクターだけでなく、パックマンやソニックなど実在のゲームキャラクターが登場するのも魅力の作品でした。
『シュガー・ラッシュ:オンライン』は2018年冬に公開!
ラルフとヴァネロペが帰って来る❗今度はインターネットの世界で大暴れ🌐
『シュガー・ラッシュ:オンライン』2018年冬、公開決定✨
#シュガーラッシュオンライン pic.twitter.com/XTNKiwLjMG— ディズニー・スタジオ (@disneystudiojp) 2018年2月8日
そんな『シュガー・ラッシュ』はゲームセンターの筐体ゲームの世界が舞台だったのですが、今回発表された続編は、タイトルにもあるようにオンライン……つまりネットの世界が舞台になります。
いろんなゲームの世界を巡ってきたラルフやヒロインのヴァネロペは、新作でネットの海に飛び出し、なんでもディズニーの他のキャラクターなどにも出会う物語になるそうです。
公開は2018年冬! 具体的な日程までは発表されていませんが、年内上映というのが肝です。
ディズニーのアニメーション映画といえば、日本では春と夏の公開が多かったのですが、アメリカでは冬のホリデーシーズンの上映が定番となっています。
すなわち『シュガー・ラッシュ:オンライン』はアメリカの公開時期と非常に近いタイミングで観ることができそうです。ファンとしては非常に嬉しいです。
ナンバリングを手放し始めたディズニー映画
ただ一点。現状ですでに気になっていることがあります。
それは“邦題”に関すること。
『シュガー・ラッシュ:オンライン』・・・このタイトル、どう思いますか?
最近のディズニーのアニメーション映画は、『カーズ:クロスロード』や『インクレディブル・ファミリー』など、海外では『Cars3』、『Incredibles 2』ナンバリングがついている映画であっても、邦題ではナンバリングを避ける傾向にあります。
今回の『シュガー・ラッシュ』についても、原題は『Ralph Breaks the Internet: Wreck-It Ralph 2』というようにナンバリングが付いていたのですが、やはりというべきかナンバリングが取られてしまいました。
集客的にはナンバリングが付いてない方が、前作を観ていない人が続編物だと気づいて足が遠のくのを避けることが出来て良いのかもしれません。
ですが、個人的にはお客さんを騙しているようで少し好きになれない手法にも思っています。
子どもがDVDレンタルショップなどでこのようなタイトルが並んでいるのを観ても、どの順番で観たらいいか分からないのではないかという懸念もあります。
果たして、ディズニー作品は今後ナンバリングという手を使う完全に辞めてしまうのでしょうか。
ちょっと、そこには「待った」をかけたいとも思ってしまいます。
そもそも『シュガー・ラッシュ』という邦題の問題
そして、実は『シュガー・ラッシュ』というそもそもの邦題にも問題があります。
この「シュガー・ラッシュ」という言葉は、第1作でメインの舞台となるゲームのタイトルから付いたタイトルです。
またAKB48が本作で世界共通挿入歌に選出され(これは本当にすごい!)、その曲名も「シュガー・ラッシュ」であったことからこのタイトルが推されたことが想像できます。
それなりに興行も成功できたので、そういった狙いに意味はあったのかもしれませんが、今回のような続編にまで及んでくると、言葉通り話が違います。
『シュガー・ラッシュ:オンライン』はネットの世界が舞台となるので、まったく『シュガー・ラッシュ』というタイトルと噛み合わなくなる可能性が出てくるのです。
原題こそ“壊し屋ラルフ”といった意味の『Wreck-It Ralph』というタイトルだったので、そういったタイトルが噛み合わなくなる問題は起きませんでした。
ですが日本ではある意味凝ったタイトルにしてしまったばかりに、今回の様な問題が起きてしまっています。