毎話新しい情報が明かされ、常に続きが気になる『Re:ゼロから始める異世界生活』2期。もうすぐ前半もクライマックスということで、物語の展開もかなり加速してきています。
特に物語を加速させているのが、7人の魔女。2期になってから、物語は魔女を中心に展開しており、本作の核となる存在であることを印象付けています。
<画像引用元:http://re-zero-anime.jp/tv/story/ より引用掲載 ©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会 ©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会>
しかし、魔女の情報は1人に含まれる情報量が多く、しかも複雑。設定を理解しきれていない方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、2期第10話までで明らかになっている魔女の情報をまとめてご紹介。また、現在の情報から推測される謎についても迫っていきたいと思います。
◆魔女とは
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『リゼロ』には7人の魔女が登場します。それぞれ、傲慢・強欲・憤怒・色欲・暴食・怠惰・嫉妬という、7つの大罪に由来する名を冠しており、その名に関する特別な能力を持っています。
嫉妬の魔女以外の6人は、嫉妬の魔女によって滅ぼされており、現在は魂だけの状態で存在をとどめています。嫉妬の魔女が生きているかは不明です。
2期第10話までで登場した魔女は、強欲・傲慢・憤怒・暴食・嫉妬の5人で、残りの色欲と怠惰の魔女は存在を明らかにされているのみです。
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魔女たちは過去に存在した大いなる存在として扱われていますが、人々の生活に強くかかわっているわけではなさそうです。
ただ、嫉妬の魔女「サテラ」だけは、存在を恐れられるタブー的存在として描かれており、ほか6人の魔女を滅ぼしたことからも、物語のキーパーソンであると理解できます。
ちなみに、サテラは銀髪のハーフエルフであることが知られています。メインヒロインのエミリアはその姿がサテラとよく似ており、周囲から差別をうけるシーンも描かれています。
◆嫉妬の魔女を崇拝する「魔女教」
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作中では、嫉妬の魔女を崇拝する「魔女教」という団体がたびたび登場します。
彼らは嫉妬の魔女の復活を目的に活動しているのですが、1期、2期と、人々を殺害するシーンが見受けられます。
なぜ容易に人を殺すのか?
彼らの行動原理は「福音書」と呼ばれる書籍に起因するらしいのですが、その残酷性の理由は明らかにされていません。
また、魔女教はエミリアをはじめとするハーフエルフを殺害しようとしています。これも福音書によるもので、本質的な理由は不明です。
教徒の中には「司教」と呼ばれる幹部が存在し、それぞれに担当する魔女が割り当てられています。
現在登場している司教は3人。
・怠惰担当のペテルギウス・ロマネコンティ。
・暴食担当のライ・バテンカイトス。
・強欲担当のレグルス・コルニアスです。
1人1人がとてつもない強さを持っており、2期第1話ではライとレグルスの2人にレムやクルシュが率いる部隊が全滅させられたほど。魔女教の司教は本作のボスキャラ的存在と考えていいでしょう。
◆魔女の権能と魔女因子
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2期では、強欲の魔女・エキドナによって魔女の権能と魔女因子についても少しずつ語られてきました。
魔女の権能とは、ペテルギウスが使った「見えざる手」のような能力のこと。魔女に由来する特別な力です。スバルの死に戻りも嫉妬の魔女の権能によるもので、この権能が働き続ける限りスバルは死に戻りを繰り返します。
一方、魔女因子については「魔女との因果関係を結ぶもの」というイメージで扱われていますが、細かい点は説明されていません。ただ、怠惰の権能を持つペテルギウスが怠惰の魔女因子を持っていたことから、魔女因子を保有する者が魔女の権能を使用できると考えられます。
現在スバルが保有する魔女因子は、ペテルギウスを殺して得た「怠惰」の因子。嫉妬の魔女との関係性が強いことから、「嫉妬」の因子を保有していることも考えられますが、こちらについては不明です。
第25話でペテルギウスと対峙した際、嫉妬の魔女を出現させるシーンがありましたが、あれは魔女本人の力であり、スバルが使用した能力ではありません。あくまで、嫉妬の魔女の権能を受けているだけで、因子を持っているわけではないのではないかと考えられます。
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◆エミリアと嫉妬の魔女の関係は?
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現在最も気になるのが、エミリアと嫉妬の魔女の関係です。エミリアと嫉妬の魔女には共通点もあるため、エミリアの正体は嫉妬の魔女ではないかと考えたくなってしまうのです。
エミリアと嫉妬の魔女の共通点は下記の2点
・容姿の特徴が同じ(銀髪のハーフエルフ)
・声が似ている(おそらく声優さんが同じ)
容姿だけで判断するのは安直ですが、無意味に似せてキャラデザをするとも考えられません。何かしらの関係があるとは推測できます。
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また、第34話で嫉妬の魔女が出現した際に、試験を受けていたハズのエミリアの姿が無くなっていたことも気になります。嫉妬の魔女に取り込まれてしまったとも考えられますが、本当にそれだけでしょうか。
この時点の死に戻りで嫉妬の魔女が登場したのはこの1回だけ。これがとても不自然です。
嫉妬の魔女は死に戻り直後に登場しているわけで、現実世界で嫉妬の魔女出現のカギとなる出来事が起こる余地など無いハズです。
とすると、直前にスバルがエキドナと親し気に話していたことを見ていて嫉妬し、スバルの覚醒前にエミリアが嫉妬の魔女になったという可能性も考えられます。
それともう1点だけ。第1話で、一番最初に出会ったエミリアが、スバルに自分のことを「サテラ」と紹介したのを覚えているでしょうか。
なぜ自分を嫉妬の魔女の名で紹介したのか。パックは「趣味が悪いよ」と反応していましたが、これも気になります。
エミリアと嫉妬の魔女の関係は現時点では不明ですが、今後それが言及されていくのではないかと考えられます。
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◆2期前半でどこまで謎が明らかになるのか? 後半も期待!
多くの謎が明かされていき、情報過多状態の2期前半。謎が一つ解けるたびに新しい謎が一つ増えていくような、そんな状況です。
そのモヤモヤを解決するには、アニメをさかのぼって視聴するのがオススメです。一度観た話も、あとから見返すと重要なキーワードが語られていたりするのです。
果たして2期前半ではどこまでの謎が明らかになるのか。1月放送開始の2期後半でどこまでのアンサーを得ることができるのか。話が進むにつれて謎が謎を呼ぶ『リゼロ』から目が離せません!
(Edit&Text/からすけ)
TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』オフィシャルサイト
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