ディズニー・ピクサー最新作『リメンバー・ミー!』(原題:COCO)の日本公開日が「2017年12月23日(土)から2018年3月16日(金)」の公開へ延期になることが発表されました。
「『リメンバー・ミー!』って何?」
って人はひとまずこんなディズニーの最新作が発表されているってことを抑えておいて下さいませ。
まず本作は、メキシコのお祭りである“死者の日”をテーマにした映画です。
なぜ延期?大丈夫?
ディズニー公式サイトでは、今回の公開日の発表に伴い、以前、12月23日公開と伝えたニュース内容がしれっと消されています。
どうやら“延期”することを表立って言いたくないようです。
ディズニーサイドがそんな状態のため、なぜ3月に延期になったのか、具体的な理由は明らかにされていません。
今回の変更に関して、本国アメリカでは、公開日の変更はないので、日本側での事情ではありそうです。
かつての日本興行でのヒット作、『アナと雪の女王』や『ズートピア』、『モアナと伝説の海』などはいずれも春休みからゴールデンウィークシーズンにかけて公開され、好成績を収めてきました。
2018年の“春ディズニー枠”としての活躍を期待してという意向であれば、興行的には悪くない延期なのかもしれません。
また置いてけぼりの日本・・・
一方で、やはり日本だけ遅れての鑑賞になってしまうのは非常に残念です。
「洋画作品の公開が日本だけ遅い」
という声は度々聞きますが、ディズニーのアニメ作品もその例に違わず、度々3ヵ月~5ヵ月遅れての公開となることがザラです。
この『リメンバー・ミー!』のアメリカでの公開日は11月22日。
以前の日本公開日はそこから1ヵ月遅れての公開となっており、意外と早いと喜んでいたのも束の間、今回の延期で、またもや5ヵ月以上の間を空けての公開となってしまいました。
待ち遠しく思っていた身としては無念です。
もう一つの重大ニュース。“同時上映”は『アナ雪』!?
そして『リメンバー・ミー!』といえば、忘れてはいけない別のニュースが最近もう一つ発表されています。
本国アメリカでは、本作『リメンバー・ミー!』の同時上映作品として、『アナと雪の女王』に登場するキャラクター・オラフをフィーチャーしたスピンオフ作品『Olaf’s Frozen Adventure』が上映されることが発表されたばかりです。
期待度が上がるニュースが向こうでは流れている一方で、日本では『リメンバー・ミー!』が未だ目立った盛り上がりを見せていないので、少し不安を感じさせます。
そもそも日本ではまだ『Olaf’s Frozen Adventure』が併映されるかどうかも明らかにされてないのでなおのこと。準備期間が延びたことですし、この時間をじっくり利用して『リメンバー・ミー!』と一緒に『Olaf’s Frozen Adventure』も同じく日本上陸を実現して欲しいですね。
――実現したらしたで、日本では『Olaf’s Frozen Adventure』の方にばかり注目がいってしまうなんて話になったら、それもまた『リメンバー・ミー!』にとっては少し寂しい話かもしれませんが……。
ひとまず延びてしまったからにはしょうがありません。
今後のお楽しみと思って気長に2018年の春を待つのみです。
お金があれば飛行機で飛んで見に行くのに!
(Edit&Text/ネジムラ89)
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